歌手の人が裸足で歌う理由は息と関係する?
こんばんは
暑くて、この時期ジメジメしていて
身体も疲れやすい季節ですが、皆さん元気ですか?
今日は、
歌っていて息が切れてしまう方はいませんか?
どうして歌手の人で裸足で歌う人がいるのか?についてお話しします。
これは、
下半身の重心を取る部分で非常に大切なことです。
足の裏から始まり、特に下半身の重心の軸がグラついていないか?!が大切です
今回の生徒様の話を例にしてみていきましょう
50代 男性 M.I さん
生徒様のご職業は、大工さんです。
大工さんと姿勢の重心に何が関係があるのか?と言いますと...
この生徒様は、
どうしても息を吐き切ることが苦手でした...
足の裏の重心をよく見てみると...
わりと
がに股で外側に力が加わる立ち方をしています。
なぜか聞いてみると、仕事中に高いところで重いものを持ち上げる際に
足の裏の重心を外側にして歩くそうです。
ですので、普段も足の裏、腿など足全体は外側に力が入る癖がついているのです。
これは、職業病の一種ですが
足の裏の重心と腹式には密接な関わりがあります。
腹式をするとき、
特に息を吐き切るときは
内腿、特に内転筋に力が入ります。
↓ これは、極端に内側にしていますが...意識的にはこんな感じで内腿に力を入れます。
内腿に力を入れたいときに、足の裏の外側に力が入っていると
どうしても、
丹田に力が入りにくくなります。
逆を言うと、息を入れるのが苦手な方は
骨盤も開いて、足の裏、腿の外側に少し力が入るような感じで丹田を中心に息を入れても良いです。
ですから、
通常の重心自体は
フラットの状態つまり、足の裏全体に平均に力が入っているということです。
こちらの生徒様と似たような例では、20代の男性生徒様がいらっしゃいました。
この生徒様は、学生時代にサッカーをやっていたことから
つま先立ちをする癖がありました。
発声時にも、同様の姿勢だったため
これを直したことにより
腹式が十分に行えるようになり
息が続くようになりました。
これは、
女性のヒールでも同じことが言えます。
私自身も、
ステージで高いヒールを履いて歌いますが
やはり、丹田には力がどうしても入りにくくなりますから腹式が行いにくくなります。
しかし、ヒールを履かないで見栄えをよくする方法は
160cm以下の私の身長では
他に方法ありませんから...
履いていますけどねw
その分、丹田にきちんと力が入るように日頃からトレーニングしておくしか
プロの場合はないと思ってます
と言うことで、
歌っていて息が切れてしまう=腹式がなかなかうまくできないというあなた
今一度、足の重心を確認してみましょう
重心がなかなか定まらない方は
内腿に枕や座布団などを挟んで
内転筋を鍛えておきましょう
裸足の方が、うまく歌えるという方は
重心がしっかりするまで、ヒールに慣れるまで、ステージの時だけ裸足で歌う
そんなのもありだと思いますよ
CHISE
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